1989-04-11 第114回国会 衆議院 外務委員会 第2号
我が国は資本主義構成でございますし、中国は社会主義でございまして、しかも四十年間その制度が続いてまいった。それを開放、改革という名のもとに内容的にどのように変えていかれるか、大変努力もし、苦労しておられることも私は聞いておるわけです。さらには競争の原理というものをどうするかという問題も私聞きました。お互いに論争もしました。
我が国は資本主義構成でございますし、中国は社会主義でございまして、しかも四十年間その制度が続いてまいった。それを開放、改革という名のもとに内容的にどのように変えていかれるか、大変努力もし、苦労しておられることも私は聞いておるわけです。さらには競争の原理というものをどうするかという問題も私聞きました。お互いに論争もしました。
しかしながら、過去におきまして植民地と軍需産業によつてささえられて来た日本の資本主義構成を、まつたく異なつた条件のもとに新しい経済に建て直して行くためには、独占禁止法は最も大きな役割を持つべきであると信じておるのであります。 大よそ、国民経済の安定のために生産と消費を調整して自由競争を制するには、二つの方法がございます。
第二點といたしまして民主化すると申しましても、今この案の中に盛られておりますように、なんでもかんでも資本主義構成のままに細分していくという方向以外に、私どもの見るところでは、國家公益に重大なる關係があり、また細分することによつて生産力がどんどん落ちるというようなものは、これは細分化の方法でなくて、これを社會化していくという、つまり民主化の方法があると思うのであります。